ふと鏡を見たときに、「おでこが広くなった気がする…」「頭皮が透けて見えてる…」と感じていらっしゃいませんか?
もしかしたら、薄毛が始まったサインかもしれません。
そこで本記事では、「前髪が薄くなってきたかも…」とお悩みの男性に向けて、前髪が薄くなり始めたときのサインを詳しく解説します。
あわせて、薄くなる原因や対策もご紹介するので、「毛量を戻して楽しく過ごしたい」とお考えの方はぜひ参考にしてください。
Contents
前髪が薄くなり始めたサインは?
はじめに、前髪が薄くなり始めたときに実感できるサインを解説します。
生え際が後退しておでこが広く見える
生え際が、元の位置から指2本分(約2cm)以上後退している場合は薄毛が始まったサインかもしれません。
前髪全体が後退する、または「M字ハゲ」と呼ばれるM字型に後退するケースがあり、進行するとおでこが広く見えるようになります。
地肌が透けて見える
薄毛が始まると、抜け毛によって毛量の減少や、髪の毛が細くなるといったことが原因で地肌が透けて見えるようになります。
髪が細くなった・切れやすくなった
薄毛が始まると、髪の毛が十分に成長しないまま「退行期」「休止期」にはいり細く弱々しい髪の毛が増えるのとあわせて、抜け毛も増えてしまいます。
また、髪の毛が細くなることで、洗髪やヘアセットのときに切れやすくなります。
抜け毛が目に見えて増えた
通常、人の髪の毛は1日に50〜100本程度抜けるとされています。
そのため、洗髪やヘアセット、手櫛を入れるといった時に抜け毛があることは特に問題ではありません。
しかし、見てもわかるほどに一度で大量の抜け毛がある場合は、薄毛が始まったサインの可能性があります。
関連記事:夏に男性の抜け毛は増える?季節性の脱毛とAGAの違い
前髪がスカスカになる主な原因
前髪がスカスカになる主な原因は以下のとおりです。
それぞれの原因について解説します。
男性型脱毛症(AGA)
男性型脱毛症は、AGAとも呼ばれる症状で男性特有の進行性脱毛症です。
生え際や頭頂部の髪の毛が薄くなることが特徴で、ジヒドロテストステロンと呼ばれるホルモンが関係しているとされています。
ジヒドロテストステロンが増加することで髪の毛を作り出す「毛包」が十分に成長できなくなり、発毛サイクルが乱れて薄毛が目立つようになります。
牽引性脱毛症
牽引性脱毛症は、髪の毛を引っ張る(牽引)ことで毛根にダメージが蓄積され、抜け毛が増える脱毛症です。
ポニーテールや三つ編みといったヘアスタイルを好む女性に多い症状ですが、近年では男性でも髪を結ぶヘアスタイルの方が増えました。
そのため、女性特有ではなく男性にも起こりうる症状として挙げられます。
頭皮の血行不良
頭皮の血行が悪くなると、髪の毛の成長に必要な栄養が行き届かなくなります。
その結果、髪の毛の成長が阻害されて細くなったり、抜けやすくなったりします。
頭皮トラブル
以下のような異常が頭皮にある場合も、薄毛の原因となることがあります。
- 頭皮の乾燥や湿疹:
フケ・痒み・炎症などによって頭皮環境が悪化し、髪の毛の成長が阻害される - 脂漏性皮膚炎:
皮脂が過剰分泌されることでベタつきやニキビ、炎症、湿疹などを引き起こし、脂漏性脱毛症を引き起こす
関連記事:「帽子をかぶっていると頭がはげる」は本当なのか?医学的根拠と予防法を解説
前髪が薄い男性の薄毛対策
前髪が薄くなってしまった方におすすめの対策をご紹介します。
全てをまとめてやることは難しいので、できることから少しずつ始めてみましょう。
睡眠・食事・運動など生活習慣の改善
生活習慣の乱れは、薄毛に大きく影響します。
ご自身の生活習慣を見つめ直し、できることから改善していきましょう。
十分な睡眠をとる
髪の毛の成長に必要なホルモンの分泌は、入眠から2時間程度の間で多く分泌されるといわれています。
分泌されたホルモンは時間をかけて体内を巡るため、5〜6時間程度はまとまった睡眠時間をとるようにしましょう。
栄養バランスの取れた食事
髪の毛の主な栄養素が多く含まれる食品をバランスよく摂取することもおすすめです。
髪の毛への役割 | 代表的な食材 | |
タンパク質 | 髪の毛の成長を促進する | 肉、魚、卵、大豆 など |
ビタミン | 血行を促して頭皮環境を整える | 豚肉、レバー、緑黄色野菜、大豆 など |
亜鉛 (ミネラル) |
ケラチン※1の生成を助ける | 牡蠣、魚介類、レバー、煮干し など |
アミノ酸 | ケラチンの原料となる | 肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など |
※1:髪の毛の主成分の一つ。強度や弾力性を保つ。
適度な運動をする
髪の毛の成長に必要な栄養は、血液によって頭皮へと運ばれます。
有酸素運動のように血行促進効果のある運動をすることで頭皮の血行を改善し、栄養が届きやすくなります。
例えば、ラジオ体操なら隙間時間に自宅でも効率よく体を動かせるのでおすすめです。
過度な飲酒・喫煙を控える
過度な飲酒や喫煙は、血流を妨げて頭皮へ栄養が届きづらくなるリスクがあります。
特に飲酒をしすぎたときは睡眠の質も低下し、ホルモンの分泌が抑制されます。
日頃から飲酒・喫煙をしている方は休肝日を設ける、タバコの本数を意識してみるなど、髪の毛にも身体にも負担をかけないようにしましょう。
薄毛を目立たせにくい髪型にする
思い切って短髪にする、スタイリング剤でボリュームを出すなど、薄毛が目立ちにくい髪型にすることも一つの選択肢です。
ただし、ボリュームアップしたいからとパーマをかけると、髪の毛へ大きなダメージを与えるため注意が必要です。
最近では、「発毛を促進する」といったシャンプーや育毛剤が市販されていますが、実際に発毛効果が得られる商品は限られます。
また、成分によっては却って頭皮にダメージを与える可能性もあるため、情報を鵜呑みにせず、ご自身の体質に合ったものを補助的な役割として使うようにしましょう。
専門医に相談する
薄毛が気になったときは、AGAや薄毛を専門とする専門医へ相談することも選択肢へ加えましょう。
薄毛の原因がAGAなのか、他の症状なのかという判断はご自身では難しく、誤った対策をすると症状が悪化するリスクもあります。
そのため、専門医の診察を受け、原因をはっきりさせたうえで適切な治療を受けるようにしましょう。
前髪が薄いと感じたらメンズプライドクリニック MITA TOKYOまで
メンズプライドクリニック MITA TOKYOは、AGAやEDといった男性特有のお悩みを専門とするクリニックです。
完全個室での専門医による診察をしているため、周りには打ち明けにくいお悩みでも相談しやすい空間をご提供しております。
また、「恥ずかしくてクリニックに入れない」「忙しくて行く時間がない」といった方でも診察を受けていただけるよう、完全オンラインでの診察・お薬の処方も対応しております。
まとめ
前髪が薄くなったり、生え際が後退し始めると、「人前に出ることが怖くなった」といった悩みを抱える方は少なくありません。
ご自身でできる対策もありますが、原因をしっかり解明し、適切な処置をしなければ進行を止めることはできません。
このような薄毛に関するお悩みのある方は、まずはお気軽にメンズプライドクリニック MITA TOKYOへご相談ください。
男性特有のお悩みを専門とする専門医が悩みを伺い、自信を取り戻すためのお手伝いをさせていただきます。