「年齢とともに勃起力が落ちてきた」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
パートナーとの関係を良好に保つためにも、EDの治療は有効な選択肢といえます。
EDは治療薬を服用することで改善できる可能性がありますが、費用の面で不安があったり、対面診療に抵抗を抱く方も少なくありません。
そこで本記事では、ED治療薬レビトラのジェネリック医薬品「バルデナフィル」について詳しく解説するとともに、気になる価格や購入方法についてもご紹介します。
レビトラのジェネリック医薬品「バルデナフィル」とは？
「バルデナフィル」とは、EDの治療薬「レビトラ」のジェネリック医薬品です。
ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の特許が切れた後に製造される後発医薬品のことで、薬に含まれている有効成分は同じであるにもかかわらず先発医薬品に比べて安価に入手できます。
ジェネリック医薬品が先発医薬品に比べて安価な理由は、薬の研究開発にかかるコストを大幅に削減できるためです。
バルデナフィルは2020年に厚生労働省から承認された比較的新しい医薬品で、服用後30分程度で効果が現れる即効性の高さが特徴です。
レビトラジェネリック「バルデナフィル」の効果とは
バルデナフィルはどのようなメカニズムで勃起不全に効果を発揮するのか、詳しく見ていきましょう。
そもそも勃起とは、中枢神経に刺激が伝わることで陰茎海綿体に血液が流入し、血液が充満した結果起こる現象です。
このとき、私たちの体内にあるcGMPというリン酸の一種が陰茎内の血流を増やす役割を担っているのですが、PDE5という酵素の一種はcGMPを分解し勃起を終息させる働きがあります。
バルデナフィルはPDE5の働きを阻害することにより、陰茎内への血流増加を促し勃起をサポートする働きがあるのです。
冒頭でもご紹介した通り、バルデナフィルは服用後30分程度で効果が現れ、個人差はあるものの4〜8時間程度にわたって効果が持続します。
関連記事：20代でAGAは治る？早期から治療を始める重要性について
レビトラジェネリック「バルデナフィル」の副作用
バルデナフィルはEDに対して優れた効果が期待できる一方で、さまざまな副作用が現れるリスクもあります。
副作用の症状や程度は個人差がありますが、典型的なものをいくつかご紹介しましょう。
一般的な副作用
多くの患者様に現れる副作用として以下の症状があります。
- ほてり
- 頭痛
- 鼻づまり
- 消化不良
バルデナフィルは血管を拡張させる働きがあることから、血流が増加することにより顔がほてりやすくなったり、一時的な頭痛を発症しやすくなります。
また、血流が多くなると鼻の内部が充血し鼻詰まりを起こしやすくなるほか、消化器官では胃の不快感や消化不良を引き起こすこともあります。
まれに起こる副作用
ほてりや頭痛ほど頻度は高くありませんが、まれに以下の症状が副作用として現れることもあります。
- めまい
- 動悸
- 視覚異常
- 耳鳴り
めまいや動悸、耳鳴りといった症状は血圧の変動によって引き起こされる副作用です。
また、視覚異常では視野全体がぼやけて見えたり、青みがかって見えたりすることもあります。
重篤な副作用
出現頻度は極めて低いものの、基礎疾患をお持ちの方や薬の飲み合わせなどによっては以下の重篤な副作用が現れるリスクもあります。
- 心筋梗塞
- 持続勃起症
持続勃起症とは、時間が経過しても勃起が収まらず痛みを感じる症状です。
4時間以上にわたって勃起が持続し収まらない場合に持続勃起症の可能性があり、すぐにでも治療を行わないと陰茎組織に致命的な損傷を与えるおそれもあります。
これらの副作用が現れた場合には、早急に医療機関を受診しましょう。
レビトラジェネリック「バルデナフィル」の禁忌の飲み合わせ
副作用のリスクを最小限に抑えるためには、薬の飲み合わせについて正しい知識をもっておくことが大切です。
以下の成分を含む医薬品はバルデナフィルとの併用・飲み合わせがNGです。
- ニトログリセリン
- 亜硝酸アミル
- 硝酸イソソルビド
- ニコランジル
上記の成分は一部の狭心症治療薬や抗不整脈薬などに含まれていることが多いため注意しましょう。
また、肺動脈性肺高血圧症（PAH）の治療薬や新型コロナ治療薬との飲み合わせもNGです。
なお、飲み薬だけでなく、上記の成分を含んだ塗り薬や貼り薬、スプレーなども副作用のリスクを高めるため禁忌となっています。
レビトラジェネリック「バルデナフィル」の価格と購入方法
ED治療薬と聞くと高額で気軽に手が出せなかったり、どこで処方あるいは購入できるのか分からないという方も多いでしょう。
そこで、レビトラのジェネリック医薬品「バルデナフィル」の参考価格と購入方法について詳しくご紹介します。
価格
レビトラのジェネリック医薬品はさまざまな製薬会社が販売しており、クリニックによってもわずかに価格は異なります。
メンズプライドクリニックでは国内ジェネリックと海外ジェネリックの2種類を取り扱っており、価格はそれぞれ以下の通りです。
【国内ジェネリック】
10mg：1,300円/錠
20mg：1,600円/錠
【海外ジェネリック正規品】
10mg：1,100円/錠
20mg：1,200円/錠
有効成分および成分量は共通していますが、国内ジェネリックに比べて海外ジェネリック正規品のほうが200円から400円程度安価で購入できます。
購入方法
レビトラやバルデナフィルに限らず、ED治療薬を購入する方法は主に以下の3つがあります。
- 対面診療後に処方してもらう
- オンライン処方
- 個人輸入
診療の手間や時間をかけず、できるだけ安価に購入したい場合には個人輸入が有力な選択肢となるでしょう。
実際に海外の通販サイトを調べてみると、バルデナフィルをはじめとしたさまざまなED治療薬が販売されています。
しかし、すべての治療薬が正規のものとは限らず、偽造薬が流通している可能性も否定できません。
安さに釣られて低品質な医薬品を購入・服用した場合、さまざまな健康被害につながったり、日本では承認されていない成分が含まれている場合には法的リスクも考えられるでしょう。
そのため、安全な治療薬を購入するためにも医療機関で診察を受け処方してもらうことをおすすめします。
ちなみに、メンズプライドクリニックでは遠方で来院ができない方や、対面診療に抵抗を感じるという方のためにオンライン診療を提供しています。
レビトラジェネリック「バルデナフィル」に関するよくある質問
最後に、バルデナフィルの処方にあたって多くの患者様から聞かれる不安や疑問についてお答えします。
Q.レビトラジェネリック「バルデナフィル」は効かない？
A.バルデナフィルは先発薬のレビトラと同じ有効成分を含んでいます。
有効成分が同じということは効き目についても大きな違いはなく、「ジェネリックだから効かない」ということはありません。
Q.レビトラとバルデナフィルを比較するとどう違いますか？
A.先発医薬品のレビトラとジェネリック医薬品のバルデナフィルは基本的な効果に違いはありません。
ただし、錠剤の形状や大きさ、価格などは製薬会社によって違いがあります。
バルデナフィルに限らず、多くのジェネリック医薬品は錠剤のサイズを小さくしたり、添加物を工夫するなどして飲みやすさや溶けやすさを改善しています。
Q.レビトラジェネリック「バルデナフィル」の即効性は？
A.バルデナフィルは即効性の高さが大きな特徴で、個人の体質にもよりますが服用後15～30分ほどで効果が期待できます。
そのため、性行為の1時間前を目安に服用しておくと良いでしょう。
Q.レビトラジェネリック「バルデナフィル」は食事の影響を受ける？
A.バルデナフィルは他の勃起治療薬と比べて食事の影響を受けにくいとされていますが、より効果を高めるためには空腹時の服用が推奨されます。
まとめ
ジェネリック医薬品「バルデナフィル」は、先発薬であるレビトラと同等の有効成分を配合しているにもかかわらず安価に購入できます。
近年では海外の通販サイトなどから個人輸入で購入するという方法もありますが、健康被害や法的なリスクも決して低くはないため、クリニックで診察を受けて処方してもらうのがおすすめです。
また、特に狭心症や不整脈などの基礎疾患があり薬を服用している場合、飲み合わせによっては重篤な副作用をもたらす可能性もあることから、医師と相談のうえ処方してもらいましょう。
EDはデリケートな悩みでもあることから、対面での診療に抵抗を感じる患者様も少なくありません。そのような場合には、オンラインで気軽に受診できるメンズプライドクリニックへご相談ください。
JA 
EN 
ZH_HK 